◎キャラクターを作り始める前に
私は、「最初に何をするのか」を考えた際に、その世界に欠けているものを選んでいる気がします。半ば無意識的にですが、ない頭なりにも比重を考えてるんでしょうね。
人間が多ければ、エルフやドワーフなどの異種族を。
若者が多ければ、中年や老人を。そのまた逆に、少年を、とか。
つまりは、世界に於ける不足分を補えるような役割の中から、自分に適したキャラクター構成に入るんだと思います。
ですから、最初に登録者様の名簿検索は欠かせません。
あと、「被らないように」と、心掛けているのは理由があります。
キャラクターはその人自身です。
その人が知恵を絞られた結晶が、その設定に見えるからです。
よくよく振り返ってみると、私は等身大のキャラクターを演じた記憶があまりないなあと思いました。
自己投影しやすいキャラクターから遠ざかっているのは、たぶん、上記のような理由が起因しているものと思われますが。
しかし、なりきりチャットの醍醐味は「演技者」であること。
この一言に尽きると思います。
与えられた役割をどう活かすのか。
大切なのは、それらしく演じられるかどうかかなあと。
◎名前と容姿
種族や年齢、職業など設定が決まり始めると、いくつかの名前が思い浮かびます。
設定との関連性や名前の意味とかは特にないんですが。
自然と連想しています。
容姿に関しても全く一緒で。
髪や目の色にも、その名前に連想して浮かぶ色で決めています。
連想とか、もっともらしく言ってますが、結局は適当なんです。
適当ですから、私のロールには目や髪の色の表現が全く出て来ないのです。
服装や持ち物は、設定に見合ったものを探します。
世界観に準じた嗜好品や調度品、または装飾品。
異種族であれば、その地方や種族の文化を深く掘り下げるのにやたら時間を食べます。
それは、そのキャラクターの生き方に強く反映するからかもしれません。
煙草一つ取っても、様々なものがありますよね。
鼻で嗅ぐのもあれば、噛むだけもありますし。水煙草といったものも。
◎その他
上記の煙草との向き合い方の一つに、デル・ヌーというキャラクターは「煙草は高級品である」という考え方をしています。
とはいうものの、「貧民窟で飲む酒よりかは高価」程度のものですけれど。
貧民窟では、水は酒と同様に商売として成り立っているのか。いや、もしかしたら安い酒よりかは水の方が高級品であったりするのかもしれない、とか。
物価基準は人それぞれの見方や捉え方がありますし、この辺は語ると長くなるので妄想で捏造します。
◎最後に
人は、誰しも必ず精彩を放っているものです。
行動描写や心理描写といった()内の描写であったり、ときめくような台詞であったり、たまらない設定であったり、はたまた名前そのものであったり。
人の目を惹き付ける力はどこにでも溢れています。
なりきりチャットは、一人では成り立たない世界です。
どう捻っても、キャラクター同士の接点がない場合もあります。
ですが、それでも接点とはふとした瞬間に結ばれるものです。
この先、どうかお会いする日が叶いましたときは、デル・ヌーPL共々何卒よろしくお願い致します。
本日は、このような所まで足を運んで下さって有難うございました。
長々と失礼致しました。
デル・ヌーPL