[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
四角く切り取られた、この窓の向こうに、 本当の空はあるのかな?
そう呟く、君の笑顔は、 どこか泣き顔に見えた。
歩けなくなった君の、 立つべき地面がどこにあるのかを、
探したけれど、探したけれど――。
過去が美しいと思えるのは、 思い出になるからだわ。
君のその言葉は、何度も何度も、 満天に輝く星空を滲ませて。
そんな声も、あの笑顔も、 今ではとても懐かしい。
形のないものだけど、 私の心には、ちゃんと残っているよ。